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南房総・体験レポート

南房総・体験レポート

和食べて、浸かって、くつろいで、
極楽!日帰り温泉旅。

 日本人は温泉が大好きだ。渓流の音色を聴きながら、露天風呂にゆったりと浸かり、上質な和室でのんびりくつろぐ。極上の日帰り温泉旅が楽しめる『渓流の宿 福水』を紹介しよう。

房総随一の養老渓谷温泉郷

 首都圏の温泉地といえば、伊豆や箱根のイメージが強い。しかし、千葉県にも良質な効能を誇る温泉地がたくさんある。都道府県別温泉地の数において、千葉県は94件で第10位にランクインしている。
 なかでも「ミレーニア勝浦」から車で30分ほどの「養老渓谷温泉郷」は房総随一といわれ、とろみのある焦げ茶色の黒湯が特徴で、肌がつるつるになると評判だ。
 養老渓谷周辺には大小様々な温泉旅館が点在しているが、露天風呂のある宿は意外と少ない。『福水』は、渓流を見下ろす崖の上に露天風呂があり、日帰り入浴も受け付けている。

 この露天風呂には、杉、桧(ヒノキ)、榧(カヤ)、黒柿など地元の木材がふんだんに使用され、天然木の芳香と質感が素晴らしい。特に榧材は耐水性に優れ、風呂桶や船舶材に適しているのだが、生産量が極めて少ないため稀少価値があるとのこと。

 泉質は、炭酸ナトリウムとメタケイ酸を含む黒褐色湯。炭酸ナトリウムが皮膚の脂肪分や分泌物を洗い流し、保湿成分のメタケイ酸がしっとりとした肌にしてくれる。まさに美肌の湯≠ネのである。加水は一切していない。
 渓谷のせせらぎや森の眺望に、天然木の芳香が相まって、極上の幸福感に浸ることができる。身も心も潤う温泉なのだ。

お泊まり感覚のくつろぎ

 ゆったりと温泉に浸かった後は、部屋でのんびりとくつろぎたい。宿泊感覚でご当地料理も味わえたら、まさに極楽!言うことなし。
 『福水』には、温泉入浴に食事と個室休憩がセットになった「ご昼食+温泉入浴プラン」と、11時から20時まで滞在できる「個室利用0泊2食付日帰りプラン」が用意されており、お泊まり感覚で温泉を満喫することができる(要予約・二名様以上)。

 館主こだわりの地元食材を活かした旬の料理は、温泉と共に堪能したい逸品ぞろい。春は地元産のたけのこや山菜、夏はアユの塩焼きや千葉県産いも豚のしゃぶしゃぶ、冬はしし鍋、ご飯は養老渓谷産のコシヒカリ。天ぷらには自家栽培の無農薬野菜を使っている。四季折々、献立が変わるので、季節に合わせて通う楽しさもある。

深く濃い日帰り温泉旅

 また養老渓谷は、ハイカーに人気の高いスポットで、渓流沿いにハイキングコースが整備されている。
 温泉街からほど近い「中瀬遊歩道」は、入浴後の涼みにちょうどいい散策コース。高低差が少なく、1q弱先には養老渓谷を代表する景勝地「弘文洞跡」がある。

 「弘文洞」は明治初頭、養老川の支流である夕木川を直線化するために掘削された隧道(トンネル)で、以前は隧道の上部がつながっていた。1979年5月24日の未明に突如上部が崩落し、現在の姿となった。険しい断崖に挟まれた峡谷風景は人為性が失われ、むしろ自然に溶け込んでいるように感じる。

 渓流を望む露天風呂の爽快感、温泉宿のくつろぎ、旬の味わい、涼風に包まれた渓谷散歩…。「ミレーニア勝浦」から約20qしか離れていない場所で、想像以上に内容の濃い一日が楽しめた。満足度は完全に日帰り≠超えている。

取材協力

渓流の宿 福水
.0470-85-0116 夷隅郡大多喜町小田代618

日帰り入浴の料金、受付時間、各種プランの詳細は、
お電話またはホームページでご確認ください。

https://www.fukusui.com/

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