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南房総・体験レポート

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さぁ、アナログでいこう!

 スマホ、SNS、キャッシュレス、AI…。今や時代はデジタル全盛。 新しいものが持てはやされ、古いものは淘汰される。 しかし、果たして、それで本当に幸せなのだろうか。 ゆったりと時間が流れる「ミレーニア勝浦」で、 現代人が忘れかけていた“アナログ”の魅力を追い求める佐々木勉さん。 ゆっくり、じっくり、丁寧に、一つのモノと向き合い、 大切なひとときを過ごす。 心豊かなアナログライフに触れてみた。

時代を超えて蘇るアメリカンドリーム

 姿を見せるだけで、その場の空気を変える車がある。シボレーコルベットC1。日本で1962年から放映された海外ドラマ『ルート66』の主人公が乗っていたアメリカンドリームカーだ。
 『ルート66』は、イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結ぶ北米大陸横断道路・ルート66を、二人の若者がコルベットに乗って旅する青春ドラマ。当時、日本人にとって海外旅行は高嶺の花で、ブラウン管越しに見るアメリカは夢の世界だった。

 佐々木さんは子供の頃に『ルート66』を見て、大きな冷蔵庫や広い芝生の庭、彼らのファッションに強く惹かれ、六十年近く経った今も、古き良き時代のアメリカ製ラジオや家電品などを目にするとわくわくするという。アメリカ文化に憧れた当時へのノスタルジーだけでなく、あの時代のモノには、いつまでも色褪せない魅力がある。
 PCなどのデジタル機器がない時代、工業製品の多くは、紙とペンを使ってデザインされていた。作り手たちの想いが宿り、単なる道具を超えた魂のようなものを感じさせてくれる。

自分を愉しむアナログライフ

 佐々木さんは、社会人になってから何度も渡米し、自らステアリングを握りルート66を走った。世界中からファンが集まるドラマの聖地・セリグマンなどでは顔馴染みもできた。
 ある日、日本に戻り都内を車で移動していたとき、信号待ちでふと道路脇のショールームを見ると、そこにはあの憧れのコルベットが!佐々木さんは悩みに悩み、「いま手に入れなかったら一生後悔する」と購入を決断。少年時代から恋い焦がれてきたコルベットのオーナーになった。
 以来、都内の自宅ガレージで儀式のようにボンネットを開け、ラジエーターとオイルをチェックするのが、この上ない歓びとなった。

 だが、やはり車は走らせてこそ価値がある。コルベットに似合うドライブコースを探しながら湘南や南房総を走り、巡り会ったのが『ミレーニア勝浦』。メインストリートのヤシ並木、幌を開けたコルベットの頭上に広がる青空は、まさにカリフォルニア。
 「まるでコルベットのためにあるかのような景色!夢を叶えられる場所はここだ!」と移住を決心した。

 佐々木さんはコルベットだけでなく、真空管ラジオ、ステレオアンプ、レコードプレーヤー、ブリキ看板、アメリカンダイナーチェアなど、オールディーズグッズを数多くコレクションしており、好きなモノに囲まれて暮らす楽園を『ミレーニア勝浦』に創るべく、プランニングをスタート。ドラマ『ルート66』に出てきたような広々とした緑の庭に、まずガレージを建て、現在、母屋を計画中だ。

 起動するまで時間がかかる真空管アンプ、取り扱いに神経を使うレコード盤、エンジンの鼓動でコンディションをうかがうコルベット。昔のアナログ製品は、手間も時間もかかるものばかりだが、あれこれ調子を見ながら使い込んでいく過程が、この上なく愉しいもの。
 機能、効率、コスト、スピード…、目まぐるしい変化を強要するデジタル社会に心まで飲み込まれてしまったら、決して味わうことができない。 
 時代の流れに左右されず、世話が焼けるが愛おしいモノたちと共に生きていく。夢を、憧れを、自分を愉しむアナログライフ≠、さぁ、『ミレーニア勝浦』で。

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