梅雨入りし不安定な空模様が続いているが、しっとりと雨に濡れた新緑はみずみずしく、この季節ならではの美しさ。
梅雨の風物詩“紫陽花”も満開を迎え、色とりどりの花々が里山を鮮やかに彩っている。
雨の合間に養老渓谷へ散歩にでかけると、サラサラ流れる水がキラキラ輝き、とてもきれい。透き通る水の中をオタマジャクシや稚魚が元気にチョコチョコ泳いでいる。
森の中から鳥の声がするので見てみると、なんとキジが高い木の枝にとまっていた。
キジはよく野原で見かけるので、高いところまで飛べないと思っていたが、そんなことはないようだ。
緑の中を、ガタン、コトン、とやってくるディーゼルカー。
昔懐かしい木造駅舎。
慌ただしい日常のアレコレとは全く無縁の、ほのぼのとした時間が流れている。
夏の入口の房総半島で楽しむ里山散歩。どんなヒーリングよりもリラクゼーション効果が高いかもしれない。