ライフスタイル/南房総・体験レポート

「ミレーニア勝浦」を拠点に、楽しむ!味わう!くつろぐ!体験レポートをお届けします。
海辺の暮らしならではのライフスタイルに触れてみてください。

■レポート一覧

  • 1│船釣り万歳!
  • 2│シーカヤック体験
  • 3│美味!天日干し
  • 4│路線バスの旅
  • 5│痛快!防波堤釣り
  • 6│体感!定置網漁
  • 7│探訪!老舗酒蔵
  • 8│房総産・天然伊勢海老
  • 9│南房総で、春を先取り!
  • 10│旧国道、絶景めぐり
  • 11│SUPで海上散歩
  • 12│大多喜、心の旅。
  • 13│さすらい海岸通り
  • 14│生きた水、 久留里。
  • 15│奥房総の山里へ
  • 16│カフェin 勝浦
  • 17│『八犬伝』の舞台へ
  • 18│人工衛星と対話する勝浦
 
Vol.18

人工衛星と対話する勝浦。

気象衛星、通信衛星、測位衛星…今や生活に不可欠な存在となっている人工衛星を
365日追跡・コントロールしている宇宙通信所が勝浦にある。
のどかな里山風景の中に忽然と現れる巨大なパラボラアンテナは近未来的。
人工衛星と対話する[JAXA勝浦宇宙通信所]で、最先端の宇宙技術に触れてみた。

 

 国道297号線の大多喜〜勝浦間に[宇宙航空研究開発機構・勝浦宇宙通信所]があるのをご存じだろうか。武道大学野球場入口交差点の信号脇にさりげなく案内表示されているので見逃してしまいがちだが、この交差点を左折した先の山の上に[宇宙航空研究開発機構・勝浦宇宙通信所]がある。

 [宇宙航空研究開発機構・勝浦宇宙通信所]は、1968年2月、科学技術庁宇宙開発推進本部の[勝浦電波追跡所]として発足。旧宇宙開発事業団の設立とともにその一施設となり、主に地球の周りを回っている人工衛星の追跡管制を行っている。

強固な地盤に根ざし、宇宙を見守る

 広い日本列島の中から、なぜ勝浦が選ばれたのか。確たる資料が残されていないため通説となるが、地盤が固く巨大なパラボラアンテナを設置するのに適していた点、周りに民家などの建物が少なく雑電波の影響を受けにくい点、都心から近く中央との連絡が取りやすい点などの立地環境から選ばれたようだ。

 また[勝浦宇宙通信所]は、ロケットが打ち上げられた際、宇宙空間でロケットから分離した人工衛星の追跡を行っている。日本のロケット打ち上げ成功率は98%。無事に宇宙空間へ送り届けた人工衛星が計画どおりの軌道に乗っているか、[勝浦宇宙通信所]のパラボラアンテナが見守っていると聞いただけで、わくわくしてきた。

人工衛星を追跡するパラボラアンテナ

 人工衛星は一度軌道に乗せてしまえば、レールの上を進むが如く安定して周回し続けるものではない。地球の重力をはじめ月や太陽の引力の影響で軌道がずれるため、地上から随時コントロールする必要がある。[勝浦宇宙通信所]では、パラボラアンテナから人工衛星に向けて電波信号を発し、送り返されてくる信号から人工衛星の位置と姿勢を確認。修正が必要な場合は指令電波を送り、人工衛星の正常な軌道
と姿勢を保っている。

 1970年2月に打ち上げられた日本初の人工衛星”おおすみ“に始まり、半世紀の長きにわたって地球観測衛星や通信・放送衛星など多種多様な人工衛星を追跡管制し続けてきた[勝浦宇宙通信所]。我が国の宇宙開発の歩みと共に、国民生活の基盤を支えている。

勝浦で触れる、最先端の宇宙開発

 現在[勝浦宇宙通信所]には基のパラボラアンテナがあり、運用操作は[筑波宇宙センター]が専用回線でリモートコントロールしている。以前は勝浦にスタッフが常駐し人工衛星の追跡管制を行っていたが、通信技術の進歩に伴い [筑波宇宙センター]に移行された。かつての追跡管制室はJAXAの宇宙開発を紹介する展示室となり、一般公開されている。

 4基あるパラボラアンテナの説明、人工衛星からの受信画像、ロケットや国際宇宙ステーションの縮尺模型、原寸大の人工衛星、追跡管制の通信シミュレーションや”はやぶさ“のミッションを体験できるシミュレーターなどなど、宇宙ファンでなくても楽しめる展示物や体験コーナーが盛りだくさん。種子島宇宙センターのロケット打ち上げシーンなどJAXAのムービーが好きなだけ楽しめるビデオコーナーもある。

 日夜、人工衛星と交信し宇宙開発の一翼を担っている[勝浦宇宙通信所]。その活動の一端に触れ、当たり前のように見ていた衛星放送や天気予報の衛星画像がとても貴重なものに思えてきた。
 安全保障・防災はもとより、車の自動運転に欠かせない測位衛星システムなど、宇宙開発利用はこれからさらに重要性を増していく。未来への扉を開く鍵は、宇宙にある。

勝浦宇宙通信所│施設見学のご案内

 1968年2月、科学技術庁宇宙開発推進本部の「勝浦電波追跡所」として千葉県勝浦市に発足。1997年に「勝浦宇宙通信所」と改称し、2018年2月に開所50周年を迎えた。展示室は、年中無休で一般公開されている。

所在地/〒299-5213千葉県勝浦市芳賀花立山1-14
開館時間/10:00〜17:00(入館無料)
休館日/年中無休(臨時で休館になる場合があります)

※10名以上の見学や案内係による説明付きの見学を希望する際には、予約が必要です。(案内係付きの見学は平日のみ)

見学のお問い合せ

.0470-77-1601 FAX.0470-70-7001
http://fanfun.jaxa.jp/visit/katsuura/

ミレーニア勝浦販売センター TEL:0120-310-391 営業時間:9時〜17時(水曜定休)〒299-5246 千葉県勝浦市興津久保山台6-1 Tel:0470-76-4331 Fax:0470-76-4361 資料請求はこちら 来場予約はこちら