ライフスタイル/南房総・体験レポート

「ミレーニア勝浦」を拠点に、楽しむ!味わう!くつろぐ!体験レポートをお届けします。
海辺の暮らしならではのライフスタイルに触れてみてください。

■レポート一覧

  • 1│船釣り万歳!
  • 2│シーカヤック体験
  • 3│美味!天日干し
  • 4│路線バスの旅
  • 5│痛快!防波堤釣り
  • 6│体感!定置網漁
  • 7│探訪!老舗酒蔵
  • 8│房総産・天然伊勢海老
  • 9│南房総で、春を先取り!
  • 10│旧国道、絶景めぐり
  • 11│SUPで海上散歩
  • 12│大多喜、心の旅。
  • 13│さすらい海岸通り
  • 14│生きた水、 久留里。
  • 15│奥房総の山里へ
  • 16│カフェin 勝浦
 
Vol.11
 

SUPで、ゆる〜く海上散歩。

ここ最近、海岸で見る機会がぐんっと増えたSUP。
一見、ボードの上に乗りパドルで漕ぐだけなので、とても簡単そうに見える。
海の上をアメンボのようにスイスイと散歩できたら、どんなに気持ちがいいだろう。
そこで気軽にチャレンジできる『初めてのSUP散歩』ツアーに参加してみた。

 

 Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)の頭文字をとった『SUP(サップ)』は、文字通り、海に浮かべたボードの上に立ってパドルで漕ぐマリンスポーツ。ここ数年で飛躍的に人気が高まり、勝浦でもよく見かけるようになった。
 凪いだ海の上でゆったりとパドルを漕ぐ様子は、とても気持ち良さそうで優雅にさえ見える。しかも眺めているかぎりでは、サーフィンよりも簡単に立てそうだ。マリンスポーツの経験がまったくなくても楽しめるのか?勝浦の串浜海岸で、SUPスクール&クルージングガイドを行っている『マリブポイント』代表の高梨さんに聞いてみると、
 「SUPのボードはサーフボードよりも大きくて浮力が高いため、安定性が抜群なんです。サーフィンとは比較にならないほど楽に立てますよ。年齢・性別に関係なく、初めての方でも気軽に楽しめます」と、見た目どおりハードルは低そうだ。
 「簡単だといっても海の上は不安定ですから、ボードの上に立ってバランスを取っていると、知らず知らずのうちに体幹を鍛えることができるんです。足腰も丈夫になりますよ。」
 初心者でも気軽にチャレンジできて、楽しみながら体幹を鍛えられるなんて、素晴らしい!
 「慣れてくるとボードに立って釣りもできるんですよ。この間、沖合に出て70pほどのヒラメを釣ってきました」と釣果の画像を見せてくれた高梨さん。聞けば聞くほど自分でも出来るような気になってくる。人気が高まるわけだ。

 『ミレーニア勝浦』にお住まいのSさんご夫妻が、『マリブポイント』の体験スクール[初めてのSUP散歩]に参加するというので、ご一緒させてもらうことにした。
 Sさんご夫妻は趣味がゴルフで、よく勝浦近隣のコースをラウンドしているそうだが、マリンスポーツの経験はあまりない。海辺を散歩している時、海の上に浮かんでゆったりとクルージングするSUPを見かけることが多く、興味が湧いてきたという。

初心者でも、体力に自信がなくても、ノープロブレム

 『マリブポイント』では、より多くの人にSUPを体験してもらうために、ボードとパドルはもちろん、ウエットスーツ・ライフジャケット・キャップにいたるまでレンタルできるようになっている。 手ぶらでチャレンジできる気軽さから、下は小学生、上は70代まで老若男女を問わず、『マリブポイント』の体験スクールにやってくるそうだ。
 そしてSさんご夫妻のSUP体験スクール当日、梅雨時なので曇りがちだったが、強い陽射しを受けずに済むので、海の直射日光に慣れていない初心者には、ちょうどよい天気となった。
 『マリブポイント』のシャワー室で着替え、ショップから徒歩30秒の串浜海岸へ。
 ここ串浜海岸は、その昔、日本にサーフィンを伝道した一人、日系カリフォルニアンのタック・カワハラ氏が、カリフォルニアのマリブビーチに地形や波質が似ていることから『マリブ』と名づけ、以来、多くのサーファーから『マリブ』の愛称で親しまれている。
 波の高い日はハイレベルのサーファーたちで賑わうが、波が無い日はガラガラ。当日の海は、湖のように波が無く貸切状態だった。初心者がSUPを行う場合、波が無ければ無いほどいいので願ったり叶ったりであった。

 ビーチで高梨さんから、パドルの持ち方、漕ぎ方、ボードの立つ位置などのレクチャーを受け、基本的な動作を覚え、海へ。ボードを浮かべて座ってみると、確かに安定感抜群。座りながら、パドルで一漕ぎ、二漕ぎしていくと、海の上を魔法の絨毯のように進んで行く。
 パドルを持つ腕の動き、旋回の仕方などを高梨さんから教わり、練習していくうちに、だいぶボードを操れるようになってきた。座っているかぎり、怖いものなし。Sさんたちも、実にスムーズにボードを進めていく。
 「そろそろ立ってみましょうか。近くを見るとバランスを崩すので、遠くのあの岬を見るようにして、サッと立ってみてください。」
 高梨さんのかけ声で、一同、Stand Up!

 「あの岬を見るのだ」と心の中で言い聞かせ、一点を凝視したまま立ち上がると、おおっ、難なく立てるではないですか!「センスあるかも」なんて調子に乗りかけていたら、小さな波のゆらぎを横に受け、ドッボン!水面に顔を出し、周りを見渡すと落ちたのは筆者だけだった。 
 Sさんたちも、多少ふらつくものの足腰でバランスを取り、立ち姿勢を保っている。
 「では立ったまま、パドルで漕いでいきましょう。」
 高梨さんの動きを真似て、パドルを海に差し入れるように漕いでみようと腕をのばした瞬間、再びドッボン!ちょっとしたバランスの崩れに身体がまったく反応できていない。
 Sさんたちも、最初のうちは2、3度ほど落ちたが、徐々にバランスを崩さなくなり、ボードの上に立ってパドルで漕ぎ、ゆっくりながらも高梨さんの後について行く。おそらく二人とも趣味のゴルフで体幹が鍛えられているのだろう。
 対する筆者は万年運動不足で体幹がヘロヘロ。デスクワーク主体で足も萎えている。バランス感覚がこれほど衰えているとは…。不安定な海の上ではバランス感覚の無さが如実に表れる。SUPは、今の自分に何が足りないのかを知るメディカルチェックとしても、いいかもしれない。

SUPがあれば大海原が自分の庭に

 乗っているうちに身体がバランスの取り方を覚えるのか、Sさんは、30分ほど経つと動きが安定してきて、ボードから落ちることが無くなった。奥様も、うっかり視線を近くに移した時にバランスを崩す程度。ほぼマスターしている。
 「ちょっと沖にでてみましょう」と進路を変えた高梨さんに従い、一同、沖へ。進むにつれ海面のゆらぎがさらに弱まり、水面が真っ平に見えるほど。
 「ボードの上に仰向けになって寝ると気持ちいいですよ」高梨さんの言うとおり試しに寝てみると、これがまた本当に気持ちがいい。背中の位置が水面とほぼ同じで、海面に直接寝ているような感覚である。おだやかなゆらぎに誘われ、うたた寝してしまいそうだ。水鳥が傍らにやってきて、一緒に休みはじめた。
 水質は前日が雨だったため透明度が今ひとつだったが、いつもなら海の底の海藻がくっきり見えるらしい。トビウオが身体に触れるほど近くに飛び出してくることもあるそうだ。

 2時間のSUP体験で、立つ、進むといった基本的な動きを身に付けた一同。個人差もあるが、SUPは、前評判どおり初心者でもすぐに楽しめるマリンスポーツだと実感。海の上を自分の庭のように散歩できる開放感は、一度体験すると癖になりそうだ。
 「上級者のクルージングではあの鳥居まで行き、ぐるっと回って帰ってきます。陸から入れない洞窟めぐりや秘密の隠れ家づくりなど、SUPだからできる冒険がたくさんあります。レベルが上がると世界も広がる。飽きませんよ」と高梨さん。

  「ゴルフはスコアメイクにこだわって、プレーしながらあれこれ考えるけど、SUPは海の上で単純に遊ぶだけ。近頃、こういう時間を過ごしたことがない。心の底からはしゃいじゃいました」と笑うSさん。
 「短時間でここまで出来るようになるとは思っていなかったので、驚きました。風、波、汐の香り、海と一体になれたようで、心がとても癒されました」と奥様。
 筆者は最後の最後まで、ドボンッ!の連続だったが、海と戯れているようで無邪気に楽しめ、まったく苦にならなかった。失敗が面白いスポーツって珍しいかも。体幹トレーニングのために、また来ようと思ったくらいだ。
 ただしフィールドは海という大自然。不測の事態も考えられる。ライフジャケットを着用し、周囲に人の目がある海岸で行うことが必須だ。クルージングは、高梨さんのようなライフセーバーの資格を持つインストラクターと一緒に行うと安心だ。波の高い時や潮の流れが早い時は避けた方がいい。
 勝浦の美しい海を、この夏、もっともっと楽しみませんか。SUPで大海原へ出ると、新たな発見の目白押し。海の楽しさは、まさに無限大だ。

取材協力│マリブポイント

勝浦で“楽しいコト”“身体にいいコト”したくなったら、マリブポイントへ!

 今回レポートしたSUPをはじめ、シーカヤック、ロングボード、シュノーケリング、フィッシングなど勝浦の海で楽しめるほぼ全てのアクティビティのガイドを行っているマリブポイント代表の高梨 三千尋さん(写真左)。
 マリンスポーツだけでなく、ノルディックウォーキングのインストラクターとして岬や里山歩きもガイドしてくれる。奥様の朋子さんはヨガのインストラクターで、スタジオはもちろん、SUPヨガ、ビーチヨガなど、自然のチカラを活かすアウトドアのヨガ教室をプロデュースしている。

TEL・FAX.04-7095-2111

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