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南房総・体験レポート

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南房総で春を先取り!

 首都圏で、春が最も早くやってくる南房総。鴨川〜千倉の太平洋沿岸の花畑はもう満開!里山では、初もののタケノコが出回り始めた。さぁ、コートを脱いで、一足早い春を満喫しよう。

 早春の南房総といえば、まず思い浮かぶのが花畑。黒潮の太平洋に面した南房総は、温暖な気候に恵まれ真冬でも霜知らずで、早いところでは年明けから開花する。「ミレーニア勝浦」の隣町・鴨川市や南房総市千倉町は、花の露地栽培がとても盛んで、2月初旬になると、もう色とりどりに咲き誇り、花摘みが楽しめる。

 国道410号線沿いの南房総市千倉町白間津(しらまづ)周辺には花摘み畑が集まっており、ストック・キンセンカ・ポピー・キンギョソウなど、まるで花の絨毯を敷き詰めたかのように鮮やかだ。青い海をバックに広がる花畑は見ているだけで心が明るく華やぎ、時間を忘れて見入ってしまう。甘い花の香りがふわりと風に運ばれてくる。

 鴨川市では、市役所付近の市道両脇の田を黄色い花で覆う“菜な畑ロード”が整備され、千葉県の県花・菜の花が1万坪の敷地いっぱいに咲き乱れ、イエローカーペットのなかをゆったりと散歩できる。菜の花の花言葉は、「小さな幸せ」「元気いっぱい」。その名のとおり黄色い花々に包まれていると、自然と笑顔になってほがらかな気分になってくる。

 鴨川の菜な畑ロードも千倉の花畑も、稲の裏作として花を栽培しているため、花が楽しめる期間は3月中旬頃まで。ようやく都心に春がやって来る頃、南房総ではすでに春の最盛期が過ぎ、初夏へと向かっている。

 また「ミレーニア勝浦」のお膝元である勝浦市内には早咲きの河津桜が随所に植えられ、八幡岬公園〜勝浦灯台〜官軍塚を結ぶ尾根の道は花見の名所となっている。2月初旬に開花し始め、2月下旬から3月上旬に見頃を迎え、とても艶やか。桜の代表格であるソメイヨシノより鮮やかなピンクの花を咲かせる河津桜は、蜜を求めて花から花へと飛び移る健気なメジロと共に、春の訪れを知らせてくれる。

 そして「ミレーニア勝浦」の北東に広がる房総丘陵の竹林では、2月になるとタケノコ掘りの達人が土の中に潜っているタケノコを掘り出しはじめ、初ものが地元農家の直売所に並び出す。関東のタケノコのピークは4月と言われているので2ヶ月も早い。
 勝浦市の隣町・大多喜町は関東有数のタケノコの産地で、京都の山城地区に匹敵すると言われるほど。大多喜の土壌は、粘土質のミネラルを多く含んでおり、タケノコの生育に最も適しているらしい。早掘りの新鮮なものはエグ味が少なく、アクヌキをしなくても食べることができると評判だ。

 早掘りタケノコのおすすめ調理法は、炭火のなかにそのまま放り込む豪快な丸焼き。炭火でじっくり焼くこと1時間。筍の頭の部分から煮汁のような水分が出はじめたら食べ頃だ。皮がアルミホイルのような役目を果たし、芯の芯まで柔らかな蒸し焼き状態のタケノコができあがる。熱々の切り身を口に入れるとタケノコの芳香がじわ〜と広がり、噛むとトウモロコシのような甘みが滲みだしてくる。エグミはまったくと言っていいほどなく、実にうまい。

 海辺を鮮やかに彩る花畑、早咲き河津桜、里山の旬タケノコ…。南房総には、ひと足早い春が目白押し。まだまだ寒風が吹く都心からアクアラインで東京湾を渡り、房総半島の内陸を抜け、太平洋沿岸に出れば、そこは春爛漫の別世界。先取りした春は、格別ですよ!

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