有り難いことに霜や雪の影響もなく、黄色い絨毯のように鮮やかに花を咲かせていた。空の青さと菜の花の黄のコントラストは美しく、これほど春の到来を感じさせてくれるものはない。
千倉が近づくと、沿道に花摘みの看板を見かけるケースが増え、花の直売所も立ち並びはじめた。房総フラワーラインに入り、白浜町へ向かってさらに南下すると、道沿いに露地栽培の花畑が広がりはじめた。何の花が咲いているのか確かめようとクルマを止め、花畑に近寄ってみると、ポピー、キンセンカ、ストックが、赤やピンク、橙など鮮やな原色の花弁を開いていた。
花々の彩りに包まれた地平線の向こうに広がるオーシャンブルーの太平洋を眺めていると、季節が今、冬であることを忘れてしまう。寒波の影響などものともせずに、南房総には、すでに春がやって来ていた。 |
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